MacとiPhoneで動くAI
端末で動くAIを試し、自分のアプリに取り入れる。
文章を共有する前に名前を伏せたい、録音を文字に起こしたいときに、端末で動くAIを試せます。チャットも含め、実際の使い方を確かめながら、同じ仕組みを自分のSwiftアプリに組み込めます。
AppleのCore AIを使うコミュニティプロジェクトです。必要な端末や、どこまで検証されているかを、以下の各モデルの記録で確認できます。
実際の画面で見る
個人情報を伏せて、共有できる文章に。
この実装例は、文章中の名前や連絡先を見つけ、[PERSON]や[EMAIL]などのラベルに置き換えます。モデルの処理は端末の中で行います。
端末で処理すれば、呼び出すたびに発生する推論APIの費用はかかりません。その代わりに、モデルのダウンロード量、処理時間、メモリ使用量を考慮し、共有前に伏せた箇所を確認できるようにします。
個人情報を伏せる実装例を見る →
2026年7月に実機で動かしたGLiNER2の画面です。この英語のサンプルでは9件を検出しています。撮影日とKitのバージョンは記録されておらず、9月の0.4.1検証とは別の実演です。
目的に合う使い方を選ぶ
まず試すところから、アプリへの組み込みまで。
動作を試すならアプリ、自分のアプリへ組み込むならSwiftパッケージ、端末に合うモデルを探すならカタログから始められます。
01コードを書かずに試す
Macでチャットを試す
CoreAI Zooは、ダウンロードして使えるMac向けのプレビュー版です。まずは小さなチャットモデル、Qwen3 0.6Bから試せます。
- DMGを開き、CoreAIZooを「アプリケーション」にドラッグします。
- ChatでQwen3 0.6Bを選び、Download & Loadを押します。
- Readyと表示されたら、メッセージを送ります。
Macプレビュー版をダウンロード ↓
署名・公証済みのアプリで、Apple silicon搭載MacとmacOS 27が必要です。
初回は約352 MBのモデルを取得するため、インターネット接続が必要です。
配布中のビルドと対応端末はTestFlightで確認できます。Macでの検証結果は、iPhoneでの動作を確認したものではありません。
02Swiftアプリに組み込む
自分のアプリにAI機能を加える
CoreAIKitは、Swiftからモデルのダウンロード、キャッシュ、推論を扱うためのパッケージです。公開済みの0.4.1のChatDemoで、Qwen3 0.6Bを動かすところから始められます。
Xcode 27と、対応するMacまたは実機のiPhoneが必要です。自分の環境に合うかどうかは、セットアップ手順と検証記録で確認してください。
ChatDemo 0.4.1を開く ↗
Appleの内蔵モデルで目的を満たせる場合は、Foundation Modelsから検討できます。使うモデルを自分で選びたいときに、CoreAIKitが選択肢になります。
03用途と端末から探す
ダウンロード前にモデルを比べる
チャット、画像、音声などのモデルを、変換レシピや検証記録と一緒に探せます。選んだモデルの構成について、対応端末、ダウンロード量、利用条件、実測結果を確認してください。
モデルzooを見る →
33秒。CoreAIKit 0.4.1をMac Studio M4 Maxで動かし、2026年9月9日に収録しました。取得済みのモデルを通常速度で実行した録画で、ビルドと初回ダウンロードは含みません。
Macで動かした録画
Macでチャットと音声合成を動かす。
公開済みのChatDemoでQwen3 0.6Bを動かし、続いてSpeakでVoxCPM 0.5Bによる音声を生成しています。録画の記録にはバージョンと実行コマンドを載せてあるので、何を動かしたのかを確かめられます。
同じ実行を再現する手順を見る →
動画の内容と実行環境
ターミナルでチャットの実装例を動かし、日本の首都を尋ねた質問への回答を表示します。音声合成の実装例では、“Hello from Core AI.”という文章からWAVを生成し、再生します。実行環境はmacOS 27 beta 26A5416b、Xcode 27 beta 5 27A5237l、SDK 26A5406cです。これはMacでの実行を収録したもので、初回ダウンロードや会話の検証は、リリース情報から別の記録を参照できます。
コーディングagentで実装する
agentにアプリへの組み込みを任せる。
既存のSwiftアプリに、端末で動くチャット、画像処理、音声の機能を追加するためのintegrate-coreai skillを用意しました。パッケージのバージョンと端末向けのモデル構成を確認し、ダウンロードの処理からアプリへの組み込みまで進めます。
アプリのプロジェクト内で次を実行すると、Codex用にインストールできます。
npx skills@1.5.26 add john-rocky/coreai-kit-skills --skill integrate-coreai --agent codex --copy --yes
モデルのレシピやドキュメントを調べる場合は、リソース一覧かJSONを利用できます。どちらからも、各プロジェクトと公開済みの検証記録にたどれます。